ポルカ
5月6日お昼の12時頃、ポルカは亡くなりました。
あっという間でした。
最初にあれ?少し痩せた?と思ったのは2月の終わり。
その後体に触らせてくれるようになって痩せたことを確認したのが3月下旬。今思えば体がつらくて逃げるのがしんどくなっていたのかな。
そして徐々に食べなくなって、4月28日に完全に食べなくなりました。
午後診に連れて行きたかったのですが病院はGWで長期のお休み。ほかの病院も午後やっているところがなく断念。
次の日から2日間は予定があり5月の1日にやっと連れていく。
血液検査の結果は最悪。
何もしなければ今日明日にでも亡くなってしまう可能性が高く、かと言って数値がだいぶ悪かったので入院して点滴をしても良くなるかは分からず、入院中に亡くなってしまうかもしれないがどうするかと言われ3日間だけ入院させることに。
その日から3日間24時間静脈点滴をしてもらい毎日様子を聞きに面会に行く。
数値は良くなったが、ポルカは1歩も動かずずっと同じ場所にうずくまっておりおしっこもその場でしているとのこと。
先生からあと数日入院して頑張ればもっと数値が下がって少し食べられるようにもなるかもしれないが、ポルカの性格からして入院は相当ストレスだろうから一度仮退院という形で家で1日様子を見ましょうと提案され、私たちもそれに賛成しました。
5月4日に退院し、家に着くとうれしそうに他の猫にすり寄って挨拶し、お風呂場へ行ったり寝室をのぞいたりしていました。もしかしたらフワフワをさがしていたのかな。
歩いてトイレも行けお水も飲んでいました。
その時は、入院は一旦おしまいにして毎日通院して皮下輸液をしてもらい、いづれは自宅で自分で輸液するつもりでした。
夕方から明らかに歩かなくなってきていたので、夜は寝室にベッド、トイレ、水、ごはんなど一式置いて、他の猫は入ってこれないようにして一緒に寝ました。夜中1時間半おきに目が覚めてしまいその都度確認していましたが、トイレに行ったり水を飲んだりしていましたが朝4時ごろ、水を飲んだ後ベッドに戻る途中で歩けなくなり半分ベッドからはみ出した状態で倒れてしまいました。それが歩けた最後でした。
その後2日間は寝たきり。
5月5日、ペット用のベッドに寝た状態で病院へ行くとその姿を見て先生も驚いており、1日でここまで悪くなってしまうとはといった感じでした。寝たきりになってしまっては入院はもちろんできないし、皮下輸液を毎日頑張っても量に限界があるので静脈点滴のように数値が良くなるかは分からないとのことでした。
それでも輸液をお願いしてその日は帰りました。
5月6日、朝から何度か痙攣あり。
輸液のため9時半過ぎに病院へ向かいましたが、とても混んでいて待ち時間は1時間以上。今の時期は犬の予防接種の時期らしく通院中はずっとそんな感じでした。
待ち時間中に逝ってしまうんじゃないかというくらい呼吸が乱れており、1人で行っていたのですが、早く順番来てくれとずっと不安な気持ちでした。
やっと輸液してもらったのはもうお昼前になっていました。先生の話を聞いているとき涙が溢れてどうしようもなかったです。
病院からの帰りの車の中、輸液できて少しホッとしてポルカに「めっちゃ待ったな。大変やったな」などとのんきに話していたら、ずっとしていた呼吸音みたいなのが急に静かになり、ハッとして何度も呼び掛けたのですがそのまま動かなくなってしまいました。
その時右手はハンドル、左手は助手席のポルカを触っていましたが、今思えば私のホッとした気持ちが伝わって本人も緊張が解けて逝ってしまったのかなと。
ポルカ本当にごめんなさい。
無知でバカで自分のことばっかりでごめん。
もっと早く事の深刻さに気付くべきだった。最低だね。ずっとしんどかったのに。放置した自分が本当に許せない。
ポルカは人間が怖いから同じ部屋にいることはまずなくて、でもリビングを通らないとごはんや水、トイレには行けないので、私たちが椅子に座っているときに警戒しながら入ってきていました。少しでも動けば大急ぎで逃げていくので、「今ポルカが来たから動かないで」と言ってみんなで静かにしてたほど。
無理に仲良くせずに共存できればと思っていたけど、だからこそ体のことはもっともっと見てあげなきゃいけなかったのに。
でも日常はあって、毎日忙しすぎて頭の中も気持ちの全然整理ができません。
朝の用意をしていても、仕事をしていても、車を運転していても、お風呂に入っていても、子供の相手をしていても知らない間に涙が溢れています。旦那もずっと泣いています。
好きすぎてまだバイバイできないけど、ゆっくりね。受け入れていくよ。
ポルカの模様も顔も身体も表情も性格も全部大好きだよ。
心配していただいた皆さん、ありがとうございます。